女性ホルモン剤の種類について
個人輸入通販(オオサカ堂など)で買える、女性ホルモン(錠剤)の種類を載せていきたいと思います。
下に行くにつれて、ホルモン剤の作用が強力になっていきます。
価格については、オオサカ堂を参考に記載しています。
~ ホルモン剤の種類 ~
卵胞ホルモン
プレモン
成分 → エストロゲン 0.625mg or 1.25mg
半減期 → 約6時間
価格 → 20円/錠(0.625mg)、32円/錠(1.25mg)
効果 → ★★☆☆☆
プレモンを摂取する事により、女性らしい体つきなどを手に入れる事ができ、ホルモン治療の初期に、マレフェと一緒に使われる場合が多い。
個人輸入通販では、0.625mg or 1.25mg として売っているが、同じ量で考えると1.25mgの方が安く買える。1.25mgをピルカッターで半分にし、0.625mgとして使うことも可能である。
天然型であり、安全性が高く、ホらに効果を求めたい人は、より強い卵胞ホルモン剤へ切り替える。
プロギノバ
半減期 → 約12時間
価格 → 55円/錠
効果 → ★★★☆☆
プロギノバは、エストラジオールをエステル化させたもの(吉草酸エストラジオール)であり、効果としては普通のエストラジオールと一緒である。
プレモンよりも少し作用が強く、プレモンで身体を慣らした方にはおすすめである。
天然性の卵胞ホルモンであり、ホルモン値の検査で検出される女性ホルモン濃度は、このエストラジオールで検出されている。
エストロフェム
成分 → エストラジオール 2mg
半減期 → 約10時間
価格 → 62円/錠
効果 → ★★★☆☆~★★★★☆
プロギノバ同様、成分自体は「エストラジオール2mg」だが、エストロフェムに関してはマイクロ化したエストラジオールが使われており、舌下吸収として使うと、体内に吸収されやすく、より効果が高まる。
プロギノバと同じく、ホルモン値の検査で検出される女性ホルモン濃度は、このエストラジオールで検出されている。
エチニラ
成分 → エチニル・エストラジオール 0.05mg
半減期 → 約11時間
価格 → 32円/錠
効果 → ★★★★★
エチニラの主成分である「エチニルエストラジオール」は、科学的に作られたエストラジオールであり、エストラジオールに比べ、作用が強く、バイオアベイラビリティが高い。
作用が強く、女性化効果が高い分、副作用(血栓・肝臓病)のリスクが、より大きく伴う為、クリルオイルのサプリの摂取が推奨される。
黄体ホルモン
プロゲスタン
成分 → プロゲステロン 200mg
半減期 → 約6~12時間
価格 → 85円/錠
効果 → ★★☆☆☆
プロゲスタンは、天然の黄体ホルモン(プロゲステロン)を主成分とし、「黄体ホルモン」として摂取したい場合に推奨される。
抗男性化作用に関しては、そこまで大きくないが、「卵胞ホルモン剤+プロゲスタン+抗男性ホルモン剤」として摂取する事により、大きな女性化効果が得られる。
マレフェ
成分 → メドロキシ・プロゲステロン・酢酸エステル 10mg
半減期 → 約12時間
価格 → 21円/錠
効果 → ★★★☆☆
黄体ホルモンの成分により、男性ホルモンの抑制に繋がり、テストステロン値を下げる事が出来る。ホルモン治療の初期に、プレモンと一緒に使われる場合が多い。
シテロン
成分 → 酢酸シプロテロン 50mg
半減期 → 約36時間
価格 → 100円/錠
効果 → ★★★★★
シテロンは、強力な抗男性化作用を持つ薬であり、別名「抗男性ホルモン剤」とも呼ばれる。
主成分である「酢酸シプロテロン」は、強力な抗男性化作用を持つが、健康リスクが高く、6ヵ月以上の連続服用は好ましくない。(医学的には禁止されている)
即効性がある為、シテロンで男性ホルモン値を一気に下げ、テストステロン値が女性基準値未満まで下がったら、マレフェで維持する、という使用方法もある。
※しょーは、シテロンを1日2錠で4ヵ月服用した事により、テストステロン値が0.07ng/mlと、女性基準値未満まで下がりました。本当に強力だと思います。
その他(ホルモン剤・サプリ)
ダイアン35(ホルモン剤)
成分 → 酢酸シプロテロン 2mg + エチニル・エストラジオール 0.035mg
半減期 → 約12時間
価格 → 80円/錠
効果 → ★★★★☆
ダイアン35は「低用量ピル」であり、主成分は酢酸シプロテロン・エチニルエストラジオールの両方が含まれている。その為、単体の服用で女性化作用を求める事が出来る。
シテロンまでは行かないが、酢酸シプロテロンが含まれている為、それなりの抗男性化作用も持つ。
スルピール(スルピルド)
成分 → スルピリド 50mg
半減期 → 約6~12時間
価格 → 50円/錠
効果 → ★★☆☆☆~★★★☆☆
興奮を抑え、幻覚・妄想を抑えることができ、気分を安定させる事が出来る。また、胃腸の血流を増加させ、胃腸の運動を良くする効果もある。
このスルピリドの副作用には「胸が大きくなる」「母乳が出てくる」という作用があるが、この副作用を逆に利用し、女性化の補助的な意味で使われる人がいる。
クリルオイル
価格 → 50円/錠(Amazon)
クリルオイルは、女性ホルモン剤による副作用やリスク(血栓・肝臓病)を予防するものであり、南極のオキアミの成分から抽出されている。
血栓や肝臓病の予防だけではなく、コレステロール値・中性脂肪を下げたり、高血圧の対策や、脳の活性化などの効果があり、様々なメリットが得られる。
まとめ
ホルモン剤は、卵胞ホルモン+黄体ホルモンの2種類を摂取する事により、女性化に繋がります。
例えば卵胞ホルモン単体だと、男性ホルモン値を下げる事ができず、女性化の阻害となってしまう為、十分に効果が発揮出来ません。
また、女性ホルモン剤による治療は、リスクを伴います。その為、クリルオイルなどで、しっかりと対策を取ることを推奨します。
今の自分自身のホルモン値を知りたい場合は、ジェンダークリニックなどに行き、ホルモン値を把握し、それを参考に調整していくのもアリだと思います。
また、ホルモン治療を行うと、元には戻れません。それを承知した上で、新たな自分に向けて、頑張って行きましょう!